不安や緊張をほぐす/気分の落ち込みを癒すマッサージの方法/お風呂でリラックス
不安や緊張をほぐす「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」はじめに
夏のアンケートの、「コロナ禍でメンタルの変化はありましたか?」と言う問いに「ネガティブになった」との回答が36.8%になりました。「ポジティブになった」9.5%と比較すると、気分の落ち込みを感じている女性の方が多いことがわかります。
不安や緊張を感じることの多い社会の流れは以前からありましたが、このコロナ禍で一層その傾向が強くなったのではないでしょうか。
今回は、ストレスを感じている方に、簡単な「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」をご紹介します。こちらはごく簡単で、短時間でできるマッサージなので、お風呂に入った時に思い出したら試してみてください。
セルフマッサージの基本
「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」のご紹介の前に、セルフマッサージの基本をご確認ください。
「セルフマッサージの基本-1-」 食後2時間以内、飲酒後は行わない。
マッサージは血圧や心拍に影響が出る事があるので、食事のあと2時間以内や、お酒を飲んだ後のマッサージは避けます。
「セルフマッサージの基本-2-」 過度の疲労時、病気のとき、ケガをしているとき、発熱時、皮膚トラブルのあるとき、体調不良時は行わない。
病気の時や発熱時はセルフマッサージをする気持ちもわかないと思いますが、疲労時などは迷うかもしれません。「疲れて今すぐ寝たいけど、疲れているから頑張ってマッサージしなくては…」などと無理をしないことが大切です。
「セルフマッサージの基本-3-」 心臓から遠い末端部から行う。
順番としては足の指の先や、手の指の先から行います。
「セルフマッサージの基本-4-」 「気持ちイイ」と感じる程度の力加減で行う。
特に内臓のある腹部、胸部、鼠径部はさする程度の力加減で大丈夫です。
マッサージを行うタイミングは体があたたまっている入浴「後」がおすすめです。入浴しながら(湯舟につかりながら)のセルフマッサージは水圧による作用が体の負担になり危険なので、避けてください。湯舟で10分程度温まったあと、浴槽から出て、お風呂の椅子に座るなどし、リラックスした状態でのマッサージがおすすめです。フラフラになるほど長湯の後はかえって危険なので避けてください。
また、お風呂マッサージのあとは水分の補給も忘れないようにしてください。
不安や緊張をほぐす「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」
それでは、「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」をご紹介します。今回ご紹介するマッサージは、時間にすると5分程度でできるマッサージです。
手首から脇の下へ、腕の内側を押しながら移動させます。
脇まで来たら、脇もつかむようにやさしく押します。
1~2と同じ場所を、今度はリンパを流すように、押しながら移動させてください。
反対の腕も1~3と同じマッサージをしてください。
首から胸をさすります。手のひらで、あごの下から鎖骨をさすります。
続けて鎖骨から胸まで体の中心線をさすります。
膻中を通って、お臍の上までさすります。
両手の指で眉間から額の上まで動かします。
額の中央から前髪を分けるように左右に開きます。
1~9を2~3繰り返します。
以上になります。複式呼吸で深い呼吸をしがらマッサージすると、さらにリラックスできるので、呼吸を意識して行ってください。
不安や緊張をほぐす「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」まとめ
不安や緊張をほぐす「気分の落ち込みを癒すマッサージの方法」はいかがでしたか。簡単だな、と思っていただけたのではないでしょうか。
お風呂マッサージが気に入ったら、足の裏から経路をたどる全身のマッサージなども試してみてください。
冬の時期は、充分に温まっても、長い時間洗い場にいると冷えてしまうので、その点についてはお気を付けください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。