"介護脱毛" という言葉を聞いたことはありますか?脱毛ブームが巻き起こって以来、高い人気を誇っているのがVライン脱毛です。Vライン脱毛は介護にも役立つともいわれていますが、その理由はどのように点にあるのでしょうか。こちらの記事では、介護を受けることを前提とした"介護脱毛" のメリットや、脱毛方法についてご紹介しています。
"介護脱毛" がなぜブームに?理由をご紹介
"介護脱毛" という言葉、あなたもどこかで見聞きしたことがあるかもしれません。介護脱毛というのは、将来介護を受けることを前提として受ける脱毛で、Vラインのみ、VIOすべての脱毛など、人によって脱毛部位の選択が異なります。
ではなぜ、介護脱毛がブームとまでいわれるようになったのでしょうか。
"介護脱毛" はなぜ人気?理由を考えてみよう
現在身の回りのことを自分で行える方は、介護といわれても他人事のように感じ、"介護脱毛" にまで考えが及ばないかもしれません。
しかし、自分では希望していなくても、受けなければならなくなる可能性があるのが介護なのです。
また、介護は要介護認定の度合いによって受けられる範囲が決まっていますが、要介護度が高くなった場合では、入浴サービスや排せつの介助でお世話になる可能性が高くなると考えられます。
そして、こうなったときに活きてくるのが介護脱毛なのです。
たとえば、排せつのケアにおいて、アンダーヘアがあるのとないのとでは、どちらが早く清潔にできるでしょうか。やはり、ない方が早く清潔にできるでしょう。もちろんベテランの介護士ならアンダーヘアの多い少ないなどは関係ないかもしれませんが、経験の浅い介護士でも、早く清潔にできるのはアンダーヘアのない方だと言えます。
また、アンダーヘアに排せつ物がついて褥瘡が悪化してしまう例なども問題になることがあります。
このような理由から、将来を見据えて介護脱毛を受ける方が増えているということなのです。
"介護脱毛" にはこんなメリットも
"介護脱毛" で最も希望者が多いのは、Vライン脱毛です。Vライン脱毛は介護脱毛としてだけではなく、他の理由で受ける方も多いのですが、その理由の多くは「清潔感を得られる」ということです。
たとえば、アンダーヘアがあると下着の中がムレて、臭いが気になることはないでしょうか。
これは、アンダーヘア部分に多く分布しているアポクリン腺という汗腺が原因で起こるもので、アポクリン腺から放出された汗や、その他の成分を餌とする雑菌が増殖することで起こります。
一方、そもそも汗が溜まるアンダーヘアがない場合では、ムレや臭いの心配もほぼなくなるのです。
つまり、ムレや臭いが気になる方にもおすすめなのが、Vライン脱毛だということですね。
"介護脱毛" を受けるタイミングは?早いほうがいいの?
Vライン脱毛は、介護だけでなくムレや臭い対策にも役立つことがわかりました。では、Vライン脱毛を介護脱毛として受ける場合では、どのタイミングで受けておけば良いのでしょうか。
アンダーヘアが白髪になる前がベスト
サロンの光脱毛やクリニックの医療レーザー脱毛は、毛の根元にある黒い色素に反応する性質を持っており、白髪には反応しません。
つまり、介護脱毛を受けるなら、アンダーヘアが白髪になる前がベストだということですね。
白髪になったらこんな方法も!
すでに白髪になってしまったけれど介護脱毛を受けたいという場合には、サロンの美容電気脱毛やクリニックのニードル脱毛という方法で脱毛を受けられます。
これらの方法は、ともに絶縁針を毛穴に差し込んで行う方法であるため、毛の色素にとらわれず脱毛できるというメリットがあります。
また、ブラジリアンワックスも毛の色素にとらわれずに受けられる施術ですので、こちらも知識として知っておいてくださいね。
(ただし、年齢によって肌が弱くなっている場合は、どちらのVライン脱毛方法も受けられないことがあります。)
"介護脱毛" は絶対に必要?必要性について考えてみよう
"介護脱毛" を受けておけば、介護をしてくれる方の手間を減らせます。これだけでも介護脱毛のメリットは大きいと考えられますが、介護脱毛は絶対に必要なものではなく、個人の考え方によって「受ける・受けない」を選択しても全く問題はありません。
それは以下の理由によるものです。
介護だけのために痛い思いをする必要はない
アンダーヘア脱毛は、光脱毛でも医療レーザー脱毛でも多少なりとも痛みを感じますし、費用もかかります。
そして、介護のためだけに痛みを我慢して、その上費用までかけたくないと思うのであれば、無理に"介護脱毛" を受ける必要はないでしょう。
要は、介護脱毛にどれだけの価値を見出せるかという部分が大切だということですので、「そこまでして介護脱毛を受けたくない」という方は、受けないという選択もアリだということです。
年齢とともに毛が薄くなって脱毛不要になる可能性も
髪もそうですが、体毛も年々薄くなる傾向にあり、介護を受ける年齢になれば、脱毛が必要ないレベルまで薄くなっている可能性が否めません。
また、年齢を重ねたからといって、必ずしも介護が必要になるとは限りません。
これらの可能性を考えるなら、無理に介護脱毛を受ける必要がないという捉え方もできますね。
まとめ
今回は、"介護脱毛" の必要性についてご紹介してきました。高齢化社会が進む中、自分も介護を受ける立場にならないとは限りません。
そして、いざ介護を受ける段階になって活きてくるのが介護脱毛なのです。しかし、介護脱毛は多少なりとも痛みを伴いますし、費用もそれなりに必要です。
介護脱毛をお考えの方は、本当にそれが必要なのかどうかをよく考えてから、実際に施術を受けるかどうかを決定することをおすすめします。